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無料開園日
今年も訪れた日はどういうわけか無料開園日。
もちろん、大喜びなのですが、人、ひと、ヒト。
人恋しい僕は写したいのですが、肖像権もございます。
それでも混んでいるお陰で、
70代の男性、二人連れと、初デートのカップルと
楽しくお話していただきました。
造幣局の桜から、彼女の自宅、横浜の話など。 |
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円、延、艶
風雪に耐えて幹は曲線を描くのでしょうか?
そして、光を通す若い緑。
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艶、炎、遠
燃えるような若葉の色と炎の文字のような筆あとの幹。
それなのに少しも人工的と感じさせないのは、
生命力のせいなのでしょうか。 |
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見上げると夏
一番最初にすることはカメラを上に向けて見ます。
光が樹木を通過する時が好きなのです。
もう少し時が流れると、通過する光は減り、
涼しい日陰が現れます。
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異国の香り
新宿御苑には多くの外国の方が訪れています。
植物も世界に渡っているのでしょう。
でも、僕は名前を覚えるのが苦手です。
メモを取ろうと思います。 |
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梅雨を呼ぶ花
やはり紫陽花は雨が似合います。
でも、今日は晴天です。
それでも華麗に柔らかく咲き誇ります。
ちょっと人の目を気にしながら、花びらに触ってみます。
冷たくて、柔らかです。 |
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バラ
新宿御苑で一番人が足を止めるのが、バラ園なのでしょう。
華やかで、薫り高く、そして輝いています。
一人で歩いていても、スキップを踏みたくなるのです。
魅力的な彼女たち。
少し落ち着いた時期が来ましたら、
僕の庭にも彩が欲しいと思うのです。
淡いバラが良いかしら?
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樹木と石と先人の美意識
時々写真を撮らされてしますことがあるのです。
先人の美意識が、脈々と息づいて、時の流れを超越します。
そして誰かが、波打つ水面を止めるだけ。
現実と鏡の世界の境界線は、
先人の絶妙な美の境界線が区切りをつけます。
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向こう岸
隣の芝生はどうだとか、
遠い異国のものはよく見えたり、手の届かないもの、
貴重と言われるものにはなぜか心を惹かれます。
しっかりと大切なものを理解しないと、
戻れない川を渡ることになりますね。
対岸のツツジも充分、素敵なのですが。
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艶ッツヤ!
ほんの少しの光でも、若さは光を返します。
八手の葉、この紫陽花。
新宿の街も電車の中も若さであふれています。
そうそう、今年は細かなプリントが流行っているのですね。
少し前に流行った黒は女性を美しく見せますが、
パステルの花柄は街を若く見せる気がします。
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探し物
ここ、新宿御苑には探し物をしに来るのです。
落としたのか、無くしたのか、壊したのかもしれません。
もう見つからないと分かるまで通ってみようと思います。
不思議の国のアリスのように、落ちてみるのも良いのです。
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